【番外編】早起きの謎


さて、毎朝6時の写真を撮っているけれど、日本にいた時はこんなに早起きの生活ではなかった。絶対に7時前に起きたことなどなかったし、夜は夜で12時前にフトンに入ることなどもなかった。しかし今では夜10時過ぎに寝て朝は6時前に起きるのがすっかり日課になってしまった。

セブに来てからすっかり生活パターンが変わってしまったのだ。

南の島は陽の出の時間が早いからだと思っていたが、調べてみると日本の方がセブよりも10分以上陽の出の時間が早い。ではなぜ寝坊できないのだろうと思っていたが、そうだ、気温のせいだったのだ。

セブは暑い暑いと言われているほど実は熱くはなく、特に日中の暑さだけならむしろ東京の方が暑いくらいだ。ここではどんなに暑い日でも35度を超えることはほとんどないし、気候も非常に乾燥していて東京のように汗でベトベト、ニチャニチャという風にはほとんどならない。
夜も窓を開けていれば涼しい風が入ってクーラーなしで寝られる。しかし、である。朝には早くも25,6度になっているのだ。

25,6度というのは、活動する分にはまあまあな気温だけれど、ベッドの中でゴロゴロするにはあまり気持ちの良い温度ではない。

それで、自然とフトンから抜け出したくなってしまうというわけだ。
しかし、朝寝ができない以外、南の島の生活はやっぱり非常に快適だったりするので困る。