【番外編】朝は雨でも夜中は晴れ。

さて、フィリピンの雨季は6月から11月までと言われているので、あと雨季も残すところ一ヶ月になりました。じっさいのところ今年は非常に雨の多い都市で、毎朝の写真を見てもらっても分かるように朝は空一面が雲で真っ白という日がしょっちゅうでした。
でも面白いのは、朝は雲だらけでも、一日中雲だらけという日は意外と少なかったのです。どうも時間と気温の関係でしょう。
雨が降るのは昼間12時から4時ころまでの時間が多かったように思いますが、まあこれは食事中に窓の外を見たら雨が降っていたというケースが印象に残っていただけかもしれません。
その一方で天気の良い時間というのは決まっていて、夜中の2時から4時頃は、雨季であっても雲の少ないことが多かったように感じます。
その時間は、星を見るのに非常に適しるのです。セブはフィリピン第二の大都市なだけあって、夜でも光が多くて星が見にくいのですが、さすがに12時を過ぎると街明かりも消えて行って、夜中の2時を過ぎる頃にはちょうど良い感じになってくれるのです。
しかもこの時間は空がクリアーなことが多くて、いろんな星座がくっきり見えます。
今の季節ではオリオン座がくっきり見えるようになりましたし、ふたご座も見えます。その他にも様々な冬の星が2時から4時頃の間に楽しめるのです。
で、そんなこんなで晴れた星を眺めた後にベッドに入るわけですが、朝6時の写真を撮るために起きてみると空一面は真っ白、道路もすっかり濡れている、という感じになります。
明け方に雨が降ったのでしょう。
雲だらけの朝でも、夜中には星が見えるほどきれいだったことにきっと誰も気が付いてないんだろうなぁ、と思いつつ、朝の景色を見て思うのでした。