【番外編】トマトジュースやら野菜ジュースやら。

日本にいた時は毎日トマトジュースを飲んでいた。コレステロールを下げるのにトマトがいいという話を読んだからだ。効果のほどは知らないけど。
さて、フィリピンに来ていろいろなトマトジュースや野菜ジュースを試したけど、結局適当なジュースが見つからないので諦めてしまった。ここで“適当な”というのは、つまり「塩分のないもの」という意味だ。
そう、フィリピンでは、トマトジュースも野菜ジュースも、みんな塩味が付いているのだ。それもかなり濃い塩味だ。ここではまだ、日本と違って“塩分控えめ”という概念がなくて、どれもしょっぱくてしかたがない。これではトマトや野菜のメリットがあっても塩味が帳消しにしてしまうだろう。
そういえば、フィリピンの食事というのはどれも塩味が濃い。例えばシネガンという魚のスープは、塩の量を間違えたのではないかと思うくらいしょっぱい。
フィリピンの平均寿命は日本と比べてはるかに短いと聞くけれど、しょっぱい食事をするたびに、これでは長生きできないよな、と感じてしまうのは、まあ仕方がないだろうなぁ。